埼玉の70代女性がコンゴから帰国後に高熱 エボラの疑いで検査

厚生労働省は4日、埼玉県の70代女性がコンゴから帰国した後、38度以上の高熱を発症したことを発表した。患者の検体を国立感染症研究所で検査しているが、現時点ではエボラ出血熱の感染は確認されておらず、検査結果が陰性となることも十分にあり得るとしている。また、エボラ出血熱は発症段階で初めて感染力を持つとされており、患者が搭乗していた飛行機に同乗していた乗客の感染リスクは極めて低いと考えられるとのこと。

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エボラ出血熱について

エボラ出血熱は、主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染する疾病です。
これまでに、アフリカ中央部のコンゴ民主共和国、スーダン、ウガンダ、ガボンやアフリカ西部のギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリア、コートジボワールで発生しています。2014年3月以降、ギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリアでエボラ出血熱の大規模流行が発生しました。
2018年8月1日からコンゴ民主共和国の北キブ州およびイツリ州においてエボラ出血熱のアウトブレイクが続いており、2019年6月11日には隣国のウガンダ共和国のカセセ県でも患者が確認されました。

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