第3のビール市場が過熱する背景には”2つの増税”問題

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第3のビール市場過熱、背景に“2つの増税”

記事によると…

・ 新商品を投入する背景には、過熱する第3のビール市場の存在があります。1つは、消費税の増税です。去年10月以降、ビールの売り上げは大きく減少。一方で存在感を増したのが第3のビールです。

・ これまで第3のビールは安さが売りで、ビールとは競合しない「新ジャンル」として開発していました。しかし、「本物のビールが飲みたい」という声に応えて、「本麒麟」はあえて「ビールらしさ」を追求。瞬く間に大ヒット商品になりました。

青い缶でおなじみのサントリーの「金麦」も「本麒麟」を意識したのか、赤い「金麦」を投入するほどでした。

サッポロは4日、「エビス」と「黒ラベル」のいいとこ取りをした「ゴールドスター」を発売。各社、麦芽やホップにこだわったビールらしさで、勝負をかけてきたのです。

ただ、逆風も。政府は、今年10月から段階的に「ビール」を“減税”する一方、「発泡酒」と「第3のビール」については“増税”し、6年後に統一します。それまでにシェアをとらないと、第3のビールは淘汰されるという危機感もあるのです。

「価格メリットがなくなっていく中で、一日も早く強いブランドであることは重要」 (アサヒビール マーケティング本部長 松山一雄さん)

生き残るのはどの第3のビールなのか、競争は激しくなりそうです。

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「第三のビール」とは

「第三のビール」という用語自体はビール、発泡酒に続くことから、新聞社や放送局などのマスメディア・広告代理店によって作られた用語である。あくまでもビールではないので表現としては不正確であるが、用語として定着している。

特徴としては、酒税法上「ビール」または「発泡酒」に属さない扱いにするために、

  • 原料を麦芽以外の穀物(主に豆類由来)にする
  • 発泡酒に別のアルコール飲料(大麦、小麦等を問わない麦由来のスピリッツや焼酎)を混ぜる

という手法をとっているという点である。前者の場合は法律上その他の醸造酒(発泡性)に、後者の場合はリキュール(発泡性)に分類されるため、税率が下がる。各メーカーは、おいしさを追求した結果このような手法をとることになったとアピールしている。なお、これまでサントリーとアサヒのみが発売していたリキュール型だが、2007年からキリンとサッポロも参入するのに伴いリキュール型が主要4社全てから出揃うのを受けて、一部マスコミでは区別する意味合いから、リキュール型を「第四のビール」と呼称するところも出てきている。

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Twitterでも話題

ネット上の声

くだらない国内の税制のせいで、海外でも売れて結果的に日本が富む、美味しいビールの研究・開発費が消滅した印象しかない。
酒税の趣旨から税金に影響するのはアルコール度数のみのシンプルな税制にしてくれ。

やっぱり本当のビールが飲みたいよ。
発泡酒が売れたら増税。そのうち第3のビールも増税され第4のビール?
はやく税金下げればいいのに。アルコール度数に応じた税金でいいでしょ。
発泡酒が出始めた頃のサラリーマン川柳でこんなのがあったよなあ

「本当のビール飲んだら妻激怒」

酒は飲まない(特にビールは飲まない)から、どうなるのかは分かりませんが、税金はもう少しシンプルにしてほしいかも。
二重課税とかはやめてほしいかも。

☆本麒麟 田中将大さん篇 メイキング

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